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海外医療事情

世界最高クラスの医療、安価な治療費

日本の勤務医の労働実態は過酷である。

当直をこなした後、そのまま日勤に入る。

医師不足が過酷な勤務に拍車をかける。

夜間の方が待ち時間が短いから、昼間は出かけるからなどの理由で、わざわざ時間外に救急窓口を利用するコンビニ受診、無理難題を押し付けてきて、何かあるとすぐ訴訟と騒ぐモンスターペイシェントなど社会問題化している。

そんな中、日々病気や怪我の治療に全力を注いでくれる医師の頑張りには頭が下がる思いである。

そんな医師のお陰で、日本は世界最高クラスの医療技術を維持している。

しかも、その医療技術は公的保険制度のお陰で、毎月の保険料を払えば誰でも享受する事ができる。

保険料は標準月額報酬で決まるが、決して高い額ではない。

海外での病院受診

そんな日本の医療が当たり前だと思っていると、海外に行って病気になった時にひどい目に遭う。

まず医療費がバカにならない。

あらかじめ海外旅行傷害保険に入っておくのは必須である。

何かあってからでは手遅れだ。

また、医療費が安い公立病院と高い富裕層向けの私立病院があるが、発展途上国では私立病院でも日本のような医療は望めない事が多い。

だったら安い公立病院でも変わらないと思うかもしれないが、公立病院は不衛生なところも多く、貧困層が押しかけるため待ち時間は非常に長い。

公立病院は地元民のために設置されているので、私達旅行者は私立病院を受診しよう。

次は言葉の問題。

長期滞在の駐在日本人や日系人が多い場所なら日本語が通じる医師もいるだろうが、基本的には現地語、よくて英語が通じるくらいである。

多少外国語が話せても難解な医療用語は分からない事が多い。

あらかじめ現地語の医療用語は調べておくべきである。

日本ではかからない病気

一番大切なのは風土病。

日本では命に関わる風土病が無いためピンと来ないだろうが、熱帯地域では蚊を介したマラリア、汚染された水や食物からうつるチフスなど様々なものがある。

国によっては入国の際にある特定の病気の予防接種を受けた事の証明書類(例:イエローカード)を提出する必要があり、予防接種をしていないと入国拒否される場合もある。

予防接種が義務ではなくても、あらかじめ接種した方が良い病気もある。

旅行先の医療、衛生状況を調べておく事が重要である。

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